• 2024.11.20

低用量ピルの値段はいくら?保険適用の条件や市販品の有無も解説

低用量ピルの値段はいくら?保険適用の条件や市販品の有無も解説

低用量ピルの値段相場は、保険適用外で月額2,000〜3,000円ほどです。

生理に伴う不調(生理痛や気分の落ち込みなど)を改善する目的でピルを飲む場合は、保険が適用されるため、相場よりも安く購入できます。

この記事のポイント

保険適用外
種類を見る
月額2,000〜3,000円
保険適用
種類を見る
月額500~1,200円
保険適用の
条件
詳細を見る
月経困難症やPMSの
診断を受けるなど

避妊用ピルは、保険適用外(自由診療)です。

なお、低用量ピルには市販品がなく、産婦人科・オンラインピル処方サービスなどで購入できます。

病院へ通うのが面倒な方、お得にピルの服用を続けたい方は、オンラインピル処方サービスを使うのがおすすめです。

【種類別】低用量ピル1か月の値段相場はいくら?

低用量ピル1か月分の値段相場は、ピルの種類によって異なります。

保険適用外の
「避妊用」ピル
種類を見る
月額2,000〜
3,000円
保険適用の
「治療用」ピル
種類を見る
月額500~
1,200円

避妊目的で飲む6種類の低用量ピルには、保険が適用されません。

一方、月経困難症とPMSの治療を目的に飲む2種類の低用量ピルには、保険が適用されます。

保険が適用されると、通常の3割の価格でピルを購入できますよ。

保険適用の条件にスキップ

保険適用外の低用量ピル|2,000~3,000円

保険が適用されない「自由診療」の低用量ピルの相場は、月額2,000〜3,000円です。

自由診療の低用量ピルには、避妊目的で服用する6種類が挙げられます。

▼自由診療(保険適用外)の低用量ピル一覧

  • シンフェーズ
  • トリキュラー
  • ラベルフィーユ
  • アンジュ
  • マーベロン
  • ファボワール

日本では、ケガや病気の治療に医療を用いる場合のみ、保険が適用できます。

「避妊(妊娠の予防)」はケガや病気に該当しないため、保険適用外なのです。

なお、自由診療では各クリニックが独自の基準でピルの価格を決定できるため、購入するクリニックによって料金設定が異なりますよ。

保険適用の低用量ピル|500~1,200円

保険適用の低用量ピルは、月500~1,200円で購入できます。

▼保険適用の低用量ピル

ルナベルLD950円
フリウェルLD470円

ルナベルLDとフリウェルLDは同成分のピルなので、期待できる効果や副作用も同じですよ。

保険適用の場合は、ピル代とは別に、処方せん料や調剤料などの費用(500〜1,000円)が発生します。

なお、保険を適用する場合、どのクリニックで購入してもピル自体の値段は変わりません

値段が変わらないのは、保険診療の薬(ピルなど)は「薬価基準収載品目リスト」をもとに計算されるためです。

※時間外加算や休日加算によって価格は変動します

他の人はこちらも質問:

保険適用の場合、低用量ピルの処方にかかる費用の合計はいくら?

保険適用の場合、1年間にかかる費用の目安は17,000〜20,000円ほどです。

フリウェルLD
月額470円
1年分5,640円
初診
〜1,000円
1回1,000円
再診
300〜600円
年に
3〜4回
900〜
1,800円
検査
3,000〜5,000円
年に1回3,000〜
5,000円
その他
500〜1,000円
処方の
都度※
2,000〜
4,000円

受ける検査や受診のタイミングによって、かかる費用は変わります。

※3シートまとめて処方を想定

ヤーズ・ヤーズフレックスも保険適用できる

超低用量ピルの「ヤーズ」や「ヤーズフレックス」も、保険適用できるピルの1つです。

▼ヤーズとヤーズフレックスの価格

ヤーズ1,470円
ヤーズフレックス2,350円

※保険診療には処方せん料や調剤料が別途必要です

ヤーズ・ヤーズフレックスなどの超低用量ピルは、生理に伴う不調(生理痛など)や、子宮内膜症を改善する目的で服用します。

副作用「血栓症(血管に血の塊が詰まる病気)」の原因となる成分が少ない点が、超低用量ピルのメリット。

価格は低用量ピルよりもやや高めですが、血栓症のリスクが気になる方にはヤーズやヤーズフレックスがおすすめです。

※ピルには、血栓症・頭痛・腹痛・不正出血などのリスクがあります。

【低用量ピル】保険適用の条件とは?注意点も解説

低用量ピルに保険を適用するためには、5つの条件を満たす必要があります。

▼保険適用の条件

診断月経困難症や子宮内膜症の
診断を受ける
服用目的生理に伴う不調(PMSや生理痛など)
を改善する目的で飲む
購入場所厚生労働省が指定したクリニック
(保険医療機関)
種類厚生労働省が認可したピルを飲む
(ルナベルLD・フリウェルLD)
その他健康保険に加入している

特に注意したい「服用の目的」と「購入場所」について詳しく解説します。

PMS・生理痛などの治療で飲む低用量ピルが保険適用

保険が適用されるのは、PMSと月経困難症を改善する目的で低用量ピルを飲む場合のみです。

PMSと月経困難症は、生理前や生理中に現れる不快な症状のこと。

▼PMSと月経困難症の症状

  • 生理痛や腰痛
  • 頭痛
  • 気持ち悪さや吐き気
  • 食欲の減退や増進
  • 気分の落ち込みやイライラ

女性のうち74%は、生理の際の不調に悩まされているという研究結果も出ているほど、月経困難症はよくある症状です。

生理のたびに痛み止めを飲んでいたり、涙もろくなったりする人は、PMSや月経困難症の可能性があります。

つらい症状はピルで治せる可能性が高いため、我慢せずに病院で相談するのがおすすめです。

Tanaka E, Momoeda M, Osuga Y,et al.: Burden of menstrual symptoms in Japanese women:results from a survey-based study. Journal of Medical Economics 2013; Vol.16, No.11: 1255-1266.

保険適用ピルにも避妊効果が期待できる

保険適用ピル(ルナベルLD・フリウェルLD)には、理論上、避妊効果が期待できます。

効果が期待できるのは、避妊用のピル(保険適用外)と保険適用ピルの成分がほとんど変わらないためです。

ただし、保険適用ピルは、国から避妊効果の認可がおりていないため、妊娠を防ぐ目的では服用できません。

▼ピルの認可と種類

分類避妊効果月経困難症を
改善する効果
ピルの種類
自由診療の
避妊用ピル
(保険適用外)
認可あり認可なしシンフェーズ
トリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
保険適用認可なし認可ありルナベル
フリウェル

避妊効果を得たいなら、自由診療(保険適用外)のピルを選びましょう。

参考:ピルガイドライン

一部の病院(産婦人科など)は低用量ピルが保険適用外

「保険診療」を実施していない一部の病院(産婦人科など)では、ルナベルLDやフリウェルLDの処方であっても、保険が適用されません。

保険適用を受けたいなら、「保険診療」を実施しているクリニックを探す必要があります。

保険が使えるクリニックは、「保険医療機関」と呼ばれますよ。

【地域別】保険医療機関の一覧

ネット・オンライン処方の低用量ピルはほとんど保険適用外

2024年現在、ネット・オンライン処方の低用量ピルのほとんどは、保険適用外です。

一部のオンラインクリニックでは保険診療が受けられますが、手数料がかかったり、初診は通院が必要だったりなど、デメリットがあります。

▼保険適用のオンラインクリニック

保険適用を受けたい場合は、近くの産婦人科を探すのがおすすめです。

値段が安いのはどこ?低用量ピルの処方におすすめのクリニック

ピルの処方には、全国どこでも自宅にピルを郵送してもらえる「オンラインピル処方」を利用するのがおすすめです。

オンラインピル処方なら、自宅にピルを届けてもらえるため、病院や薬局へ行く手間が省けます。

▼おすすめのオンラインピル処方

避妊したい方におすすめ:ピルの無料プランあり
メデリピル
解説を見る
自由診療
ーーーーー
初月:無料
月額2,970円
営業時間
ーーーー
10:00〜
23:00
マイピル
オンライン
解説を見る
自由診療
ーーーーー
初月:無料
月額2,959円
営業時間
ーーーー
8:00〜
20:00
生理痛に悩んでいるなら:オンラインでも保険適用OK
東京オンライン
クリニック
解説を見る
自由診療
ーーーーー
月額1,890〜
2,250円
保険適用
ーーーー
1,040〜
2,890円
営業時間
ーーーー
11:00〜
19:30
的野ウィメンズ
クリニック
解説を見る
自由診療
ーーーーー
月額2,090〜
2,530円
保険適用
ーーーー
500〜
2,350円
営業時間
ーーーー
10:00〜
17:00
税込み

※オンラインピル処方は医師の診療が必要となり、医師の判断によってはお薬を処方できない場合があります。

避妊用ピルを購入したい方は、無料プランのある「メデリピル」や「マイピルオンライン」がおすすめです。

一方で、生理に伴う不調で悩んでいる方は、保険適用が受けられるクリニックを選ぶと良いですよ。

ピルは、中身の見えない封筒で届くので、家族にピル購入が知られることはありません。

▶ピルのオンライン診療10選

メデリピル

メデリピル
メデリピルの
おすすめポイント
  • 診療満足度98%の人気クリニック
  • 低用量ピル1シートが無料で試せる
  • 診察は何度でも0円で受けられる

※mederi Pill 診療満足度アンケートより
期間:2021年6月12日~8月13日
回答者数:会員438名

メデリピルは、オンライン診療の満足度が98%の人気サービスです。

人気の理由は、避妊用の低用量ピル1シートが無料で試せるから。

なお、無料期間の終了後は、自動で定期便プランに移行するため、面倒な手続きなくピルの服用を続けられます。

診察は産婦人科医が担当するため、生理や身体の悩みも話しやすいですよ。

メデリピルの基本情報
営業時間10:00〜23:00
休診日なし
避妊用ピルシンフェーズ
トリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
治療用ピルヤーズ
ドロエチ
ヤーズフレックス
ルナベルLD
フリウェルLD
診察形式ビデオ通話
電話診療
支払い方法クレジットカード
Amazon Pay
auかんたん決済
ソフトバンクまとめて支払い
Paidy
予約公式サイト
※税込み/自由診療
ピルの料金
プラン無料
プラン
定期便3シート
おまとめ
プラン
6シート
おまとめ
プラン
ピル代無料2,970円8,910円17,820円
診察代無料無料無料無料
送料550円550円550円無料
合計550円3,520円9,460円17,820円
※税込み/自由診療

メデリピルの避妊用ピルは、6種類すべてが同一価格です。

2年目からはピル代10%オフが適用されます。

予約方法/オンライン診療の使い方
LINE公式アカウントを友だち追加

まずは、メデリピルの公式サイトで、LINEアカウントの友だち追加を行います。

アフターピルを購入したい場合でも、「無料プランを試してみる」から友だち追加を行います。

LINEから予約

LINEを追加したら、オンライン診療を予約しましょう。

メデリピルでは、当日予約も受け付けています。

予約はスムーズで、当日に取れることがほとんどです。

個人情報・問診票の登録

メデリピルの公式LINEから、個人情報・問診票・決済方法の登録を済ませます。

診療形式・診察時間を選ぶ

メデリピルのオンライン診療は、診療形式(電話かビデオ通話)・診察時間を選べることが特徴です。

オンライン診療・決済

予約した時間になったら、医師から電話がかかってきます。

オンライン診療では、避妊に失敗した日時・服用している薬の有無・かかったことのある病気などを聞かれますよ。

また、処方を希望しているピルの種類の確認や、副作用・服用方法の説明を受けます。

診察の時間は、5〜10分ほどです。

発送通知メールを確認

アフターピルが発送されると、問診で登録したメールアドレスに通知が届きます。

ピルの到着

処方されたアフターピルは、中身がわからないような梱包で自宅のポストに届きます。

ピルの購入が家族にバレることはありませんよ。

マイピルオンライン

マイピル
マイピルの
おすすめポイント
  • オンライン診療実績10万件以上
  • 定期便なら初回ピル代と診察代が0円
  • 継続するほどピル代がリーズナブルに

※2021年6月〜2023年9月

マイピルオンラインなら、初回利用はもちろん、「ランクアップ制度」によりピル服用がリーズナブルな価格で続けられます。

ランクアップ制度は、ピルを6シート購入するごとに、会員のランクが上がる仕組みの制度です。

通常会員からプラチナ会員になると10%オフ、プラチナ会員からダイヤモンド会員になると20%オフの価格でピルを購入できますよ。

ダイヤモンド会員になると、低用量ピル1シートが2,367円です。

※税込み/自由診療

マイピルオンラインの基本情報
営業時間8:00〜20:00
休診日年末年始
避妊用ピルシンフェーズ
トリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
治療用ピル
診察形式電話診療
支払い方法クレジットカード
銀行振込
コンビニ後払い
郵便局員後払い
LINEPay請求書支払い
楽天銀行コンビニ支払サービス
d払い請求書払い
ファミペイ請求書支払い
予約公式サイト
※税込み/自由診療
ピルの料金
プラン無料
プラン
定期便3シート
配送
プラン
6シート
配送
プラン
ピル代無料2,959円8,877円17,754円
診察代無料無料無料無料
送料550円550円無料無料
合計550円3,520円8,877円17,754円
※税込み/自由診療

マイピルオンラインの避妊用ピルは、6種類すべてが同一価格です。

東京オンラインクリニック

東京オンラインクリニックの
おすすめポイント
  • オンラインでも保険適用が可能
  • 自宅以外での受け取りに対応
    • 郵便局
    • コンビニ
    • 宅配ロッカー
    • 追加料金500円が必要

東京オンラインクリニックは、初診からオンラインで保険診療を受けられる医療機関です。

保険適用の場合は、診察代や手数料として、ピル代のほかに2,300円がかかります。

なお、自由診療(保険適用外)のピルを買う場合、診察代や手数料は無料です。

保険適用ピルの取り扱いは、フリウェルULDやヤーズなどの超低用量ピルのみです。

東京オンラインクリニックの基本情報
営業時間11:00〜19:30
休診日なし
避妊用ピルシンフェーズ
トリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
治療用ピルヤーズ
ドロエチ
ヤーズフレックス
ルナベルULD
フリウェルULD
診察形式ビデオ通話
支払い方法クレジットカード
銀行振込
※税込み/自由診療
ピルの料金
プラン保険
診療
定期便3シート6シート
ピル代1,040〜
2,890円
1,890〜
2,250円
5,985〜
7,125円
11,340〜
13,500円
診察代
など
2,300円無料無料無料
送料330円330円330円
合計3,340〜
5,190円
2,220〜
2,580円
6,315〜
7,455円
11,670〜
13,830円
※税込み/自由診療

東京オンラインクリニックのピルは、種類によって値段が異なります。

的野ウィメンズクリニック

的野ウィメンズクリニックの
おすすめポイント
  • 再診ならオンラインでも保険適用
  • オンラインと通院の使い分けが可能
  • 薬局での受け取りにも対応

的野ウィメンズクリニックは、横浜にある婦人科で、通院・オンライン診療のどちらにも対応しています。

保険適用でピルを購入したい場合、初回は通院が必要ですが、2回目以降はオンラインでも購入できるのがポイント。

普段はオンラインでピルを買い、1年に1回は通院して検査を受けるなど、オンラインと通院の使い分けもできますよ。

関東圏にお住まいの方に、おすすめのクリニックです。

的野ウィメンズクリニックの基本情報
営業時間初診:平日/14:30〜17:00
再診:平日/10:00〜17:00
休診日水曜日
土日祝日
※通院の場合は土曜日も診療
避妊用ピルシンフェーズ
トリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
治療用ピルヤーズ
ヤーズフレックス
ジェミーナ
ルナベルLD/ULD
フリウェルLD/ULD
診察形式ビデオ通話
電話診療
支払い方法クレジットカード
※税込み/自由診療
ピルの料金
スクロールできます
プランオンライン
保険診療
通院
保険診療
オンライン
自由診療
通院
自由診療
ピル代500〜2,350円2,090〜2,530円
診察代
など
570〜
1,080円
860円550〜
1,100円
1,000円
手数料330円330円
合計1,070〜
3,430円
1,690〜
3,540円
2,640〜
3,630円
3,420〜
3,860円
※税込み/自由診療

的野ウィメンズクリニックのピル代は、ピルの種類によって異なります。

また、オンライン診療の場合は送料(処方されたピルによって料金は異なる)も追加でかかることを覚えておきましょう。

低用量ピルの値段や保険適用に関するQ&A

避妊用の低用量ピルを保険適用にする方法はある?

避妊用の低用量ピルに、保険を適用する方法はありません。

一方で、避妊や月経困難症の治療に使われる「ミレーナ」は保険が適用されます。

ミレーナは、避妊リングとも呼ばれる、T字型の医薬品のことです。

▼ミレーナの詳細

効果避妊
月経過多の改善
月経困難症の改善
使用方法子宮の中に装着する
交換の
タイミング
5年以内
副作用骨盤内炎症性疾患
異所性妊娠
月経異常など

なお、ミレーナが保険適用されるのは、月経困難症の診断を受けたときのみです。

避妊目的で使いたい場合でも、月経困難症の症状(生理痛など)があれば、保険適用される可能性があります。

ミレーナは、産婦人科や婦人科で購入できますよ。

低用量ピルは薬局やドラックストアにある?市販品の値段は?

低用量ピルは、薬局やドラッグストアで販売されていません。

市販品はなく、購入できるのは産婦人科やオンラインクリニックなどの医療機関のみです。

保険適用と保険適用外、低用量ピルの値段や価格はいくらくらい違う?

保低用量ピルの値段は、保険適用と保険適用外で1,000〜2,000円近く違います。

なお、低用量ピルの処方には、薬代以外にも費用が必要です。

保険適用適用外
ピル代4700~
950円
2,000〜
3,000円
診察300〜1,000円
※3か月に1回
無料〜2,000円
※1年に1回
調剤料
処方料などの
手数料
500〜1,000円なし
検査代3,000〜
5,000円
※1年に1回以上
※希望者のみ

ピルが高いのはなぜ?ピル代を安くする方法は?

ピルが高いと感じるのは、保険適用が受けられないためです。

保険適用3割負担
自由診療
(保険適用外)
全額自費

少しでも安く購入したいなら、無料プランや割安なまとめ買いプランのあるクリニックを利用するのがおすすめですよ。

おすすめクリニックに戻る

ヤーズフレックスの自費・保険適用の値段の違いが知りたい!

ヤーズフレックスの自費・保険適用の値段は、6,000〜9,000円ほど違います。

▼1シート(1か月分)の相場

保険適用2,350円
自費診療
(保険適用外)
9,000〜
11,000円

保険適用の場合は、薬代のほかに処方せん料などがかかりますよ。

保険適用の場合、どこで購入してもヤーズフレックスの価格は同じです。

一方で、自費の場合は、クリニックによって料金設定が異なります。

生理不順を治すために飲むピルは、保険適用される?

生理不順を治すために飲むピルは、保険適用されることもあります。

保険適用になるのは、病気(子宮内膜症や月経困難症)が原因で生理不順が起こっている場合です。

生理不順の原因は、医師による問診やエコー検査などで特定されます。

スクロールできます
未承認医薬品等
異なる目的での
使用
低用量ピルは医薬品医療機器等法において、
避妊や月経困難症の効能・効果で承認されていますが、
PMSや生理不順を改善する効果については
国内で承認されていません。
入手経路等国内の医薬品卸業者
国内の
承認医薬品等の
有無
掲載したピルと同一成分で
PMS・生理不順を改善する効果を有する
他の国内承認医薬品等はありません。
諸外国における
安全性等に
係る情報
血栓症 、頭痛、吐き気 、不正出血 、
乳房の張り等のリスクがあります。
医薬品副作用
被害救済制度に
ついて
万が一重篤な副作用が出た場合は、
国の医薬品副作用被害救済制度の
対象外となります。

病院(産婦人科やレディースクリニック)の低用量ピル処方の値段は、どこも同じ?

保険適用でピルを購入する場合、どこで買っても値段は同じです。

一方、保険適用外(自由診療)のピルは、各クリニックが独自の基準で値段を決めています。

そのため、購入する場所によって値段は変わりますよ。

ピルに保険適用するのかは、誰が決めるの?

ピルに保険適用するのかは、問診や検査の結果をもとに、医師が決定します。

決定には、米国産婦人科学会産婦人科診療ガイドラインなどの基準に基づいた、月経困難症の診断が必要です。

なお、月経困難症を伴う場合、PMS(月経前症候群)でも保険が適用されます。

▼診断の詳細

PMS(月経前症候群)過去3回の月経前5日間に、下記の症状が1つ以上現れている
・いらだち
・不安
・腹部や胸の膨満感
・頭痛
・関節痛や筋肉痛
・むくみ
など
月経困難症・生理痛や月経時の症状の問診
・内診や超音波での子宮の検診
など

過去の生理の際、どんな症状が出たのかを記録しておくと、診断に役立ちます。

受診を考えている場合は、来院前にどんな症状に困っているのかをまとめておくのがおすすめです。