「シミ取りレーザーしたいけど失敗したら嫌だなぁ…。」と思ったことはありませんか?
シミ取りレーザーは、少ない回数でシミをピンポイントに除去できる施術です。
ですが、「シミ取りレーザーで失敗した…」という声を聞くと、施術を受けても良いのか不安になりますよね。
本記事ではシミ取りレーザーの失敗例や、失敗しないコツを紹介します!
「シミ取りレーザーで失敗したくない!」という方は、ぜひ参考にしてください。
シミ取り・そばかす取りレーザーで失敗するとどうなる?失敗例を紹介

シミ取り・そばかす取りレーザーで失敗と言われやすい内容は、以下のとおりです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
シミが薄くならなかった

シミ取りレーザー施術後もシミの色味に変化がなく、効果を感じられなかった場合に失敗と感じる方が多いです。
ですがシミの濃さや使用するレーザーによっては、1回以上の施術が必要になる場合も。
繰り返し施術を受けることで、徐々に薄くなっていきますよ。
シミが濃いまま残った

シミ取りレーザー後もシミが濃く残っている症状は、炎症後色素沈着によるものです。
レーザーが強く反応した際に起こる一時的な症状のため、ダウンタイム期間中は経過観察で問題ないでしょう。
施術から3〜6か月ほどで、徐々に薄くなっていくのが一般的です。
半年以上経っても改善しない場合は、クリニックに相談してくださいね。
肝斑が悪化した

肝斑のある方が、出力の強いレーザー治療を受けると悪化するリスクがあります。
肝斑とは、頬や目尻の下に左右対称に現れるシミのことです。
通常のシミとは異なるため、肝斑には出力の低いトーニング治療で対応する必要があります。
肝斑は目視での判断が難しいため、経験豊富な医師に診てもらうと良いですよ。
肌診断機を導入しているクリニックを受診するのもおすすめ!
シミが再発した

シミ取りレーザーでシミを除去した後、時間が経過してからシミが再び出てくることがあります。
ですが実際には再発ではなく、肌の奥に隠れていたシミが表面に浮き出てきた可能性が高いです。
見えているシミを除去するだけでなく、新たなシミを作らないように気をつける必要があります。
シミの予防には、紫外線対策が大切!
色素脱失(白斑・白抜け)した

色素脱失とは、レーザー照射によってダメージを受けた色素細胞が正常に働かなくなり、肌の色が抜けて白くなる症状です。
レーザーの出力が強すぎたり、短い治療間隔で繰り返しレーザー治療を受けたりすると、色素脱失を起こす可能性があります。
万が一、色素脱失になっても有効な治療法はありませんが、時間経過とともに自然に肌の色が戻ることが多いです。
適切な出力で施術を受けられるよう、経験豊富な医師を選ぶのがおすすめ!
シミ取り・そばかす取りレーザーで失敗したくない人必見!失敗しないコツを紹介

ここからは、シミ取り・そばかす取りレーザーによる失敗を避けるためのコツを紹介します。
1つずつ詳しく見ていきましょう!
治療実績が豊富な医師の施術を受ける

シミ取りレーザーは、出力や照射時間など、医師の手腕によって仕上がりに差が出る施術です。
そのため、豊富な治療実績のある医師の施術を受けたほうが、失敗する可能性は低くなります。
レーザー治療に特化した「日本皮膚科学会美容皮膚科・レーザー指導専門医」に認定されている医師や、医師個人の治療実績を公開しているクリニックを探すのがおすすめです。
- 自由が丘クリニック
- 施術料金 6,050〜108,900円(税込)※自由診療
- よつば会クリニック
- 施術料金 5,500〜11,000円(税込)※自由診療
- SBC湘南美容クリニック
- 施術料金 2,680〜198,000円(税込)※自由診療
信頼できる医師の施術を受けましょう!
肌診断機を導入しているクリニックを受診する

シミ取りレーザーの失敗を避けるには、肌の状態を正確に把握することが大切です。
肌診断機は、肌内部の状態まで可視化できるため、シミはもちろん肝斑の有無も診断できます。
適切なシミ取りレーザー治療を受けたい方は、肌診断機を導入している以下のようなクリニックを選ぶのがおすすめです。
- 聖心美容クリニック
- 施術料金 5,500〜38,500(税込)※自由診療
- エルムクリニック
- 施術料金 2,500〜36,000円(税込)※自由診療
施術後の注意事項を守る

シミ取りレーザーは施術後のダウンタイムの過ごし方によって、色素沈着が起こったり、回復スピードが遅くなったりします。
そのため以下のような術後の注意事項は、必ず守るようにしましょう。
- 患部を擦らない
- かさぶたは無理に剥がさない
- 患部はできるだけ触らない
患部に刺激を与えることは避けてくださいね!
アフターケアを怠らない

シミ取りレーザーの施術後は、以下のようなアフターケアが必要です。
- 指定された期間は患部にテープを貼る
- 軟膏は用法用量を守って塗布する
- 紫外線対策をしっかり行う
アフターケアを怠ってしまうと、色素沈着や新たなシミを生み出す原因になりかねません。
テープと軟膏は2週間ほど貼るのが一般的ですよ。
これは失敗?経過観察でOKなダウンタイム症状

シミ取りレーザー後のダウンタイム期間中には、クリニックで説明を受けた症状と異なるなど、気になる症状が出てくる場合があります。
術後の経過については個人差があるため、経過観察でOKな症状について紹介します。
すぐに受診する必要はないので、様子を見ておきましょう。
1か月以上経っても赤いまま

シミ取りレーザー後、1か月以上赤みが残っている場合は、炎症後色素沈着と考えられます。
炎症後色素沈着は、術後1〜2か月をピークに徐々に薄くなっていくのが一般的です。
アフターケアをしっかり行い、様子を見るようにしましょう。
術後半年までは経過観察でOKです!
かさぶたにならない

シミ取りレーザー後は、絶対にかさぶたが出来るわけではありません。
レーザーの出力やシミの種類によっては、かさぶたにならない場合も。
また通常とは異なり、薄い膜が張ったようなかさぶたが出来ることもあります。
かさぶたにならなくても、効果はありますよ!
かさぶたが早く取れた

シミ取りレーザー後に出来るかさぶたは、術後1週間ほどで剥がれ落ちます。
ですがそれより早く剥がれてしまっても、特に問題ないことがほとんどです。
かさぶたが剥がれた後は、紫外線対策をしっかり行い、患部を擦らないようにしてください。
剥がれた後のケアが大切ですよ!
シミが取れない

シミ取りレーザー治療は、1回の施術でシミが完全に取れないこともあります。
使用するレーザー機器や、シミの種類によって必要な施術回数は異なりますよ。
シミ取りレーザーで使われる、代表的な2種類のレーザー機器を比較してみました。
機器 | Qスイッチレーザー | ピコレーザー |
---|---|---|
適応症状 | 濃いシミ そばかす 肝斑 くすみ | 薄いシミ そばかす 肝斑 くすみ |
の目安 | 施術数ほぼ1回 | 2〜3回 |
負担 | 肌への大きい | 小さい |
タイム | ダウン約2週間 | 約1〜2週間 |
おすすめの人 | ・即効性重視 ・濃いシミの除去希望 | ・ダウンタイム重視 ・薄いシミの除去希望 |
効果に満足出来なかった場合は、機器を変更してみるのもおすすめ!
シミ取りレーザーができない人や向いていない人はどんな人?

シミ取りレーザーは、誰でも受けられる施術ではありません。
以下に該当する方は、施術を受けられない、または向いていない可能性があります。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
施術の禁止事項に当てはまる

シミ取りレーザー施術では、持病や服用している薬などが理由で受けられない方もいます。
以下に該当する方は施術を断られる可能性があるため、注意が必要です。
- 持病あり
- 薬を服用中
- 妊娠または授乳中
- 刺激の強い外用薬を使用中
- 保護者の同意がない未成年 など
また、持病や服用・使用中の薬があっても施術を希望する方は、カウンセリングで相談してみると良いですよ。
症状や薬の種類によっては、施術を受けられる場合もあります。
直近で大事な予定がある

シミ取りレーザーの施術後は、赤みが完全に引くまでに2〜6か月かかるのが一般的です。
そのため、直近で結婚式など大事な予定を控えている方は、予定が終わってから施術を受けたほうが良いでしょう。
術後1か月程度は、赤みが目立つ場合もあるため、計画的に施術の予定を立てるのがおすすめです。
ダウンタイム期間を考慮して、施術日を決めてくださいね!
アフターケアができる自信がない

シミ取りレーザー後は、自宅でのアフターケアがとても大切です。
以下のようなアフターケアを怠った場合、色素沈着を起こしたり、ダウンタイムが長引いたりする原因になりかねません。
- 軟膏の塗布
- テープの貼付
- 紫外線対策
それほど手のかかるケアではありませんが、できる自信がないという方は、慎重に検討することをおすすめします。
アフターケアを怠ると、せっかく受けたシミ取り施術が無駄になることも…。
シミ取りについてのよくある質問

シミ取りレーザーに関する質問を集めてみました。
失敗画像や経過画像はどこで見られる?
シミ取りレーザー治療の失敗画像や経過画像は、以下のようなサイトで公開されています。
経過画像が見られるサイト
- シミ取りレーザーの失敗画像
- 口コミサイト
- 個人ブログ
- 各種SNS など
- シミ取りレーザーの経過画像
- クリニックの公式サイト
- 口コミサイト
- 個人ブログ
- 各種SNS など
術後症状は個人差があるので、参考程度に見てくださいね。
Qスイッチレーザー(ルビー・ヤグ)アレキサンドライトレーザー・ピコレーザーの中で失敗しにくいのは?
レーザー機器は種類によって特徴が異なるため、効果や術後に避けたい症状に応じて選ぶのがおすすめです。
- 1回で高い効果を得たいなら
- Qスイッチレーザー
- アレキサンドライトレーザー
- 色素沈着リスクを抑えたいなら
- ピコレーザー
それぞれのメリット・デメリットを考慮して決めましょう!
ピコレーザーを受けた部位がピンク色なのは失敗?
ピコレーザーによるシミ取り治療は、術後のかさぶたが出来ないことも多いです。
患部がピンク色になっていても、失敗ではなく正常な反応と考えられます。
シミ取りレーザー後にシミが濃くなった!黒いまま残る?
レーザーで照射したシミが濃くなるのは、一時的な症状です。
時間経過とともに薄くなっていくので、心配いりません。
軟膏やテープなど、クリニックから指示されたケアをしっかり行いましょう。
半年経っても色素沈着が残っているときの対処法は?
色素沈着が、シミ取りレーザーの術後から半年経っても改善されない場合は、クリニックを受診するのがおすすめです。
ハイドロキノンやトレチノインなど、色素沈着への効果が期待できる外用薬を処方してくれるところもありますよ。
ADM・太田母斑・扁平母斑治療の失敗例は?
ADMや太田母斑・扁平母斑の治療で失敗と言われる例も、シミやアザが薄くならない・一時的に濃くなるといった症状が挙げられます。
ですが、どちらもシミ取りレーザーでは一般的に起こり得る症状です。
失敗と感じるかは、人それぞれですよ。
唇のレーザーで失敗するとどうなる?
唇にできたシミのレーザー治療で失敗と言われる症状は、顔などのシミ取りレーザーと同様です。
シミが消えない・濃くなったなど、効果に満足出来なかった場合に失敗と感じる方が多いでしょう。
シミが再発することはあるの?
シミ取り治療を受けた箇所でも、肌の奥に隠れていたシミが浮き上がり、新たに出現する可能性はあります。
そのため紫外線対策をしっかり行い、シミの原因となるメラニン色素を作らせないことが大切です。
経過を載せているブログと自分の経過が違う…これって失敗?
シミ取りレーザー施術後の経過には、個人差があります。
かさぶた形成や赤みの持続期間などが、他人の経過と違っても失敗とは限りません。
アフターケアをきちんと行えば、まず問題ないでしょう。
かさぶたが取れた後も赤い/黒いままだけど問題ない?
かさぶたが取れた後の色味が濃い場合は、炎症後色素沈着を起こしている可能性があります。
時間の経過とともに薄くなっていくことが多いので、経過観察でOKですよ。
ダウンタイム中に受診した方が良い症状は?
シミ取りレーザー後のダウンタイム期間中に、クリニックを受診したほうが良い症状は以下のとおりです。
- 水ぶくれ
- ミミズ腫れ
- 強い痛みなど感染症の疑いあり
一度クリニックに相談してみてくださいね。
水ぶくれができて破れたらどうしたら良い?
シミ取り治療後の水ぶくれが破れた場合は、清潔なガーゼ等で浸潤液をふき取り、キズパワーパッドなどで保護しましょう。
また色素沈着を起こす可能性が高まるため、クリニックを受診して軟膏などを処方してもらうと良いですよ。
ピコレーザーでシミ取り治療を受けたけど消えないのはなぜ?
ピコレーザーによるシミ取り施術は、1回でシミを除去できないこともあります。
施術を複数回受けることで、徐々に薄くなっていきますよ。
ピコトーニングで肝斑が悪化することはある?
ピコトーニングは弱い出力のレーザーを照射し、シミや肝斑を改善する治療です。
そのため、肝斑を悪化させずにシミ取りできます。
肝斑がある方は、トーニング治療が有効です!
肝斑があると絶対にシミ取りレーザーは受けられないの?
肝斑のある方でも、レーザーによるシミ取り治療は受けられます。
ただし出力の強いスポット照射は肝斑悪化のリスクがあるため、出力の弱いトーニング治療を受けましょう。
シミ取り・そばかす取りレーザーの経過は?
シミ取り・そばかす取りレーザー後の経過は、以下のとおりです。
経過日数 | ダウンタイム症状 |
---|---|
当日〜3日目 | 赤みやひりつきがある |
患部を軟膏やテープで保護する | |
3日〜1週間 | かさぶたが形成される |
1〜2週間 | かさぶたが剥がれる |
軟膏やテープによるケアが終わる | |
2週間〜半年 | 赤みや色素沈着が徐々に薄くなる |
術後の経過には個人差があるので、目安にしてくださいね。
シミ取りレーザー後、テープなしで過ごすのはダメ?
シミ取りレーザー後に貼るテープは、患部を保護するために必要なものです。
ですがレーザー機器によってはテープが不要な場合も。
術後のテープを貼らずに過ごしたい方は、ピコレーザーによるシミ取り治療を受けるのがおすすめです。
ピコレーザーは、術後のテープが不要!
シミ取りレーザー照射後にかさぶたにならないのは失敗?
シミ取りレーザー後は、必ずかさぶたが出来るわけではありません。
かさぶたが出来なくても、効果に差はないので失敗とは言えないでしょう。
シミ 取りレーザー後の薄いかさぶたは自分で剝がしてもいい?
シミ取りレーザー後のかさぶたは、厚みに関わらず無理に剥がさないようにしてください。
新しい皮膚が形成される前にかさぶたを剥がしてしまうと、色素沈着のリスクが高まります。
また不必要に患部を触るのも避けたほうが良いですよ。
戻りシミってなんのこと?対処法は?
シミ取りレーザー治療後の戻りシミとは、炎症後色素沈着のことです。
一時的にシミが濃くなるため、シミが再発したように感じられますが、時間が経てば徐々に薄くなっていきます。
基本的には経過観察で問題ありませんが、ハイドロキノンなどの外用薬を使用するのがおすすめです。
シミ取りレーザーに副作用や後遺症のリスクはある?癌になる?
シミ取りレーザーの副作用やリスクは、以下のとおりです。
火傷・感染症・色素沈着・色素脱失・肝斑憎悪・ケロイド他
また、レーザー治療が原因で癌を発症したという報告は、世界的にも確認されていません。
ダウンタイムのないシミ取り治療はあるの?
ダウンタイム期間の短いシミ取り治療には、以下のようなものがあります。
施術名 | ダウンタイム期間 |
---|---|
内服薬 | なし |
レーザートーニング | ほぼなし |
ピコトーニング | ほぼなし |
IPL光治療 | ほぼなし |
ただしダウンタイムの短い治療は、効果を実感できるまでに時間がかかる、または複数回の施術が必要です。
光治療やレーザーフェイシャルで失敗することもある?
光治療やレーザーフェイシャルも医療行為のため、失敗する可能性がないとは言い切れません。
ちなみに光治療やレーザーフェイシャルでも、思うような効果が得られなかった場合に失敗したと感じる方が多いです。
シミは1回のレーザーで取れる?
シミ取りレーザーの効果は、症状や使用するレーザー機器によって異なります。
できるだけ少ない回数でシミ取りしたい方は、Qスイッチレーザーによる施術がおすすめです。
Qスイッチレーザーは、ほぼ1回でシミを除去できる可能性が高いですよ!
シミ取りレーザーはそばかすやニキビ跡にも効果がある?
シミ取りレーザーは、そばかすへの効果は期待できますが、ニキビ跡の改善には向いていません。
ニキビ跡治療は、IPL光治療やダーマペン・ポテンツァがおすすめです。
悩みに応じて、適した治療を受けましょう!
レーザーを当てた後にシミが濃くなることはある?
シミ取りレーザーを照射後、シミが濃くなることはあります。
ですが一時的な症状のため、時間経過により少しずつ薄くなっていきますよ。
正常な反応なので、心配しなくて大丈夫です。
韓国のシミ取りレーザーで失敗することはある?
シミ取りレーザー治療を韓国で受けた場合も、失敗する可能性はあります。
どの国でも絶対に安心と言える治療はなく、医療行為にリスクは付き物です。
副作用やリスクを考慮し、施術を検討してくださいね。
シミ取りレーザーで失敗したくないならクリニック選びとアフターケアが重要!

シミ取りレーザー治療で失敗と言われやすい症状や、失敗を回避するためのコツを紹介しました。
- シミが薄くならなかった
- 機器によっては複数回の施術が必要
- シミが濃いまま残った
- 時間経過により改善する一時的な症状
- 肝斑が悪化した
- 肌診断機で肝斑の有無をチェック
- シミが再発した
- 再発ではなく新しいシミの可能性あり
- 色素脱失した
- 経験豊富な医師に施術を依頼
レーザーによるシミ取り治療は、シミの種類に応じた出力への調整が必要です。
医師の手腕によっては、仕上がりに差が出る可能性もあります。
そのため実績のある医師や、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
シミ取りレーザー治療で失敗したくないという方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。