レーザーでのシミ取りを検討する際に、経過や傷跡が気になる方もいるのではないでしょうか?
シミ取りレーザー治療を受けた後は、患部に赤みが出たり、かさぶたになったりします。
ですが赤みなどが目立つ期間は1〜2週間程度と短く、気になる場合はメイクで隠すことも可能です。
術後も普段通りの生活ができるので、受けやすい治療ですよ!
「シミ取りレーザー治療を受けたいけど、術後の経過や症状が気になる」という方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
シミ取りレーザー治療後の経過や期間を画像や写真付きで紹介!

シミ取りレーザー治療を受けた後のダウンタイム経過や、症状を写真とともに紹介します。
レーザー機器によって、少し異なる場合もありますが、大まかな経過は以下のとおりです。

施術名:シミ取り Qスイッチルビーレーザー
施術の説明:レーザーを照射しメラニン色素を除去する治療
副作用やリスク:赤み・ひりつき・色素沈着・火傷など
施術費用(税込):3,300〜9,900円
術後 日数 | 術後経過/ 症状 |
---|---|
3日目 | 当日〜赤みやひりつきがある |
テープによる保護や軟膏の塗布が必要な場合もある | |
3日目〜 1週間 | レーザー照射した部位にかさぶたができる |
テープ保護や軟膏の塗布が終了する | |
1〜2週間 | かさぶたの下に新しい皮膚が形成される |
かさぶたは自然に剥がれ落ちるが、まだ赤みは残る | |
2週間〜 6か月 | 軽度の赤みや色素沈着が継続している場合がある |
経過日数ごとのダウンタイム症状を詳しく見ていきましょう!
施術直後〜3日目:赤みやひりつき

施術名:シミ取り Qスイッチルビーレーザー
施術の説明:レーザーを照射しメラニン色素を除去する治療
副作用やリスク:赤み・ひりつき・色素沈着・火傷など
施術費用(税込):3,300〜9,900円
シミ取りレーザーの施術直後は、レーザーを照射した箇所が白く浮き上がります。
30分〜1時間後には色が赤に変化し、施術前に比べて一時的にシミが濃くなるのが一般的です。
また患部には、ひりひりとした痛みを感じます。
術後に行うケアは炎症を抑える軟膏の塗布と、使用したレーザー機器によっては乾燥を防ぐテープの貼付が必要です。
痛みや赤みが強いときは、保冷剤などで冷やすと良いですよ。
3日目〜1週間:かさぶたの形成

施術名:シミ取り Qスイッチルビーレーザー
施術の説明:レーザーを照射しメラニン色素を除去する治療
副作用やリスク:赤み・ひりつき・色素沈着・火傷など
施術費用(税込):3,300〜9,900円
レーザーによるシミ取り施術から3日が経過すると、かさぶたの形成が始まります。
新しい皮膚が再生される際に、むず痒さを感じる場合がありますが、患部を擦るなど刺激を与える行為は避けましょう。
また、かさぶたを無理に剥がすのも厳禁です。
色素沈着リスクが上がるため、患部にはできるだけ触らないようにしてくださいね。
1〜2週間:かさぶたが剥がれる

施術名:シミ取り Qスイッチルビーレーザー
施術の説明:レーザーを照射しメラニン色素を除去する治療
副作用やリスク:赤み・ひりつき・色素沈着・火傷など
施術費用(税込):3,300〜9,900円
シミ取りレーザー施術を受けてから1〜2週間経つと、かさぶたが自然に剥がれます。
軟膏やテープ保護の期間は終わりますが、赤みはまだ目立つ状態です。
ここから肌のターンオーバーとともに、徐々に色味が薄くなっていきます。
テープ保護がなくなるため、UV対策を入念にしてくださいね。
2週間〜6か月:軽度の赤みや色素沈着が持続することがある

施術名:シミ取り Qスイッチルビーレーザー
施術の説明:レーザーを照射しメラニン色素を除去する治療
副作用やリスク:赤み・ひりつき・色素沈着・火傷など
施術費用(税込):3,300〜9,900円
シミ取りレーザーの施術から2週間以降は、赤みが少しずつ薄くなり、次第に消えていきます。
術後の炎症後色素沈着が出る場合もありますが、一時的な症状なので時間経過により解消されますよ。
ただし、赤みや色素沈着が消えるまでの期間には個人差があります。
半年経過後も赤みや色素沈着が改善されなければ、施術を受けたクリニックに相談してみるのがおすすめです。
ハイドロキノンなどの外用薬を処方してもらえるか、聞いてみましょう。
シミ取りレーザー治療後の経過について紹介しましたが、次は治療で使用するレーザー機器について紹介します。
シミ取りレーザーは機械によって経過が異なる?よく使用される機械の特徴
シミ取りレーザーで使用される機器は、大きくわけて2種類です。
機器によって除去に適しているシミの特徴が異なるほか、ダウンタイム経過にも差があります。
機器 | Qスイッチ レーザー | ピコ レーザー |
---|---|---|
適応症状 | シミ そばかす 肝斑 くすみ | 薄いシミ そばかす 肝斑 くすみ |
の目安 | 治療回数ほぼ1回 | 2〜3回 |
の痛み | 施術時強い | 弱い |
負担 | 肌への大きい | 小さい |
タイム | ダウン約2週間 | 約 | 1〜2週間
保護 | テープ必要 | 不要 |
の人 | おすすめ即効性重視 濃いシミの除去希望 | 受けやすさ重視 ダウンタイムの短さ重視 |
クリニックによっては両方のレーザー機器を取り扱っているところも。
それぞれの機器の特徴を理解して、シミ取り治療を受ける際に役立ててくださいね。
2種類のレーザー機器の特徴を、さらに詳しく紹介します。
Qスイッチレーザー(ルビーレーザー・ヤグレーザー・アレキサンドライトレーザー)
Qスイッチレーザーは、メラニン色素をピンポイントに破壊できるレーザー機器です。
シミ取り治療で使用される代表的なQスイッチレーザーは3種類で、それぞれ特徴が異なります。
- ルビーレーザー
- 適切な出力でシミへの効果が高い
- ヤグレーザー
- 肝斑にも対応可能
- アレキサンドライトレーザー
- レーザー治療の中でも痛みが少ない
同じQスイッチレーザーでも、クリニックによって取り扱っている種類はさまざまなので、症状や希望に沿うレーザー治療が受けられるところを探してみるのもおすすめです。
次に、Qスイッチレーザーによるシミ取りのメリット・デメリットも見ていきましょう。
メリット | Qスイッチレーザーのデメリット | Qスイッチレーザーの
---|---|
即効性がある 施術料金が安い 濃いシミも除去可能 | ダウンタイムが長い 施術時に痛みを伴う 術後のテープが必要 |
Qスイッチレーザーはメラニン色素を強力に破壊するため、シミ改善の即効性が期待できます。
大きくて色の濃いシミの除去にも向いているほか、ピコレーザーに比べると施術料金が安い点もメリットです。
デメリットとしては、肌ダメージが大きく、ダウンタイムが長いことが挙げられます。
施術後の患部にはテープ保護が必要なため、部位によっては気になる場合も。
また施術時の痛みはやや強いですが、麻酔を使用して痛みを軽減させることは可能です。
Qスイッチレーザーは、即効性や値段の安さを重視する方におすすめですよ。
ピコレーザー
ピコレーザーは、メラニン色素を細かく粉砕できるレーザー機器で、色の薄いシミにも効果的です。
3つの照射モードの使い分けが可能なため、シミだけでなくシワやニキビ跡の改善治療にも利用されています。
シミ取り治療によるピコレーザーのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ピコレーザーのデメリット | ピコレーザーの
---|---|
ダウンタイムが短い 施術時の痛みを軽減 術後のテープが不要 | 複数回の施術が必要 Qスイッチより高額 |
ピコレーザーはレーザーの照射時間が短いため、肌への負担が少なく、ダウンタイム期間も短く済みます。
Qスイッチレーザーに比べて施術時の痛みも軽減されるので、レーザー治療が初めての方でも受けやすく、術後のテープも不要です。
ピコレーザーのデメリットは、1回の施術でシミを完全に除去するのが難しく、複数回の施術が必要となる点にあります。
1回あたりの施術料金もQスイッチレーザーより高いため、費用面の負担が大きいと言えるでしょう。
ピコレーザーは、肌の負担が気になる方やシミ取り初心者の方におすすめですよ。
シミ取りレーザー治療で使われる機器ごとの特徴を理解したところで、次はダウンタイム中のアフターケアや注意点について解説します。
シミ取りレーザー治療後のダウンタイム中のアフターケア方法や注意点
シミ取りレーザー治療の後は、3〜6か月のダウンタイム期間があります。
ダウンタイム期間中の過ごし方で、回復に差が出ることもあるので、自宅でのケア方法や注意点を知っておきましょう。
ダウンタイム中にやった方が良いこと
シミ取りレーザー後、ダウンタイム期間中にやったほうが良いことは以下のとおりです。
シミ取り治療はアフターケアが大切なので、1つずつ見ていきましょう。
メイクや洗顔などの日常生活の注意点を守る
レーザーによるシミ取り治療後は、メイクや洗顔に制限はありません。
患部にテープを貼っている場合でも、テープの上からメイクや洗顔が可能です。
ただし強い刺激を与えるのはNGなので、優しく触れるようにしましょう。
ゴシゴシ擦らないようにしてくださいね!
紫外線対策を徹底する
レーザー治療後の肌はとてもデリケートで、紫外線を吸収しやすいです。
そのため、外出時は念入りに紫外線対策をしてから出かけましょう。
怠ると術後の色素沈着や、新たなシミが作られる原因に…。
日焼け止めや、帽子・日傘などを活用し、紫外線を浴びないように工夫してくださいね。
処方薬の用法用量を守る
レーザーでシミ取りした後は、自宅でのケア用に軟膏が処方されます。
軟膏には以下のような効果があり、ダウンタイム症状の緩和に有効です。
- 炎症や赤みの抑制
- 患部の保湿
- 紫外線をカット
用法用量を正しく守って使用することで、術後の回復をサポートしましょう。
軟膏の塗布期間は、1〜2週間程度が一般的ですよ。
指定された期間内はテープを貼付する
Qスイッチレーザーによるシミ取り治療では、術後に患部を保護するテープを貼ります。
テープには患部の回復を早める・外部の刺激から守る効果があるため、クリニックで指定された期間は常にテープを貼った状態にしてくださいね。
貼付期間はクリニックによって異なりますが、1〜2週間程度としているところが多いです。
テープは、メイクや入浴時も貼ったままでOKですよ!
ダウンタイム中にやらない方が良いこと
次に、シミ取りレーザー治療のダウンタイム中にやらない方が良いことを2つ紹介します。
- 患部を必要以上に触る
- 刺激の強いスキンケアなどを使用する
普段何気なくしている行動でも、肌にダメージを与える可能性があるため注意しましょう。
かさぶたを剥がしたり患部を必要以上に触る
レーザーによるシミ取りは、照射した箇所にかさぶたができます。
かさぶたの下で新しい皮膚が作られているため、無理に剥がしたり、触って刺激を与えたりすることは避けましょう。
またダウンタイム症状として、患部に痛みや痒みが出る場合もありますが、必要以上に触らないようにしてください。
色素沈着が起きる確率を高めてしまいますよ!
刺激の強いスキンケアやニキビ治療薬の使用
シミ取りレーザー後の肌は敏感で、乾燥しやすくなっています。
そのため、肌に強い刺激を与えるビタミンAや、ピーリング成分が入ったスキンケアは使わないことをおすすめします。
またニキビ治療薬も使用後に肌が乾燥したり、ひりつきを感じやすくなったりする場合も…。
術後2週間ほどは、使用を控えると良いですよ!
シミ取りをしたとバレたくない!バレにくくする方法と言い訳
シミ取りレーザー後にできた赤みやかさぶたは、1〜2週間程度は目立つ可能性があります。
東京や大阪の都心部では、隠さず過ごす人が多いようですが、周囲にバレたくない・隠したいという人もいますよね。
そこで、シミ取り治療したとバレにくくする方法や言い訳を紹介します。
バレにくくする方法は
シミ取り治療を受けたとバレにくくする方法は、以下のようなものがあります。
- マスクや帽子を着用する
- 髪の毛で隠す
- メイクやコンシーラーで隠す
施術した部位によっては、マスクや帽子を着用するだけで、簡単に隠せるので、短時間の外出や、用事を済ませる際に便利です。
額やこめかみ、フェイスラインの赤みやかさぶたであれば、髪の毛を下ろすだけで隠せる場合もありますよ。
また仕事などで人と接する時間が長い場合は、メイクやコンシーラーで隠すのがおすすめ。
色素沈着の予防・改善効果が期待できるハイドロキノン配合のコンシーラーも販売されているため、ケアしながら目立たせないようにカバーできます。
施術部位や、状況に応じて使い分けてみてくださいね!
バレそうになった時の言い訳4選
シミ取り治療を受けたとバレそうになった際、はぐらかせる言い訳を4つ紹介します。
- 怪我した
- 虫に刺された
- ニキビが潰れた
- 新しいスキンケアが合わなかった
怪我や虫刺され・ニキビを言い訳にした場合、赤みやかさぶたが出ていても自然です。
テープを貼っていたとしても、絆創膏や虫刺され・ニキビ用パッチと誤魔化せます。
また新しいスキンケアが合わず、肌が荒れてしまったと説明するのもおすすめです。
症状が長引きそうな言い訳を使ってみてくださいね!
シミ取りレーザーの経過で生じた色素沈着が治らない!対処法は?
シミ取りレーザー施術時に肌が受けたダメージが、しばらくしてから「炎症後色素沈着」として現れることがあります。
もし色素沈着が起きてしまった場合の対処法についも、確認しておきましょう。
シミの再発とは異なるため注意してくださいね。
半年までは様子を見る
シミ取りレーザー後にできる色素沈着は、一般的に3か月から半年で自然に改善していきます。
そのため、半年程度は焦らずに様子を見てもらって大丈夫です。
紫外線対策をする・擦らないなど、ダウンタイム中のアフターケアを怠らないようにしてくださいね。
炎症後色素沈着は施術後1か月をピークに、徐々に薄くなっていきますよ。
半年経っても治らない場合はクリニックを受診する
炎症後色素沈着が改善せず、施術から半年以上が経過している場合は、クリニックを受診するのがおすすめです。
患部の状態から、以下のような薬を処方してもらえる場合もあります。
- 外用薬
- ハイドロキノン
- トレチノイン など
- 内服薬
- トラネキサム酸
- シナール など
どちらもシミの改善や、美白効果が期待できる処方薬で、併用も可能です。
色素沈着が改善しない場合は、一度クリニックに相談してみてくださいね。
シミ取りレーザー治療で失敗することはある?
シミ取りレーザー治療の失敗とは、以下のようなものが挙げられます。
シミ取り治療は医療行為のため、絶対安心とは言い切れませんが、失敗する確率はできるだけ減らしたいですよね。
レーザー治療で失敗と思われる症状や、失敗を回避する方法などについて紹介します。
肝斑が濃くなることがある
高出力のシミ取りレーザー治療は、肝斑のある人が受けると悪化する可能性があります。
そのため施術前に、肝斑の有無を正確に把握しておくことが重要ですが、肝斑は目視での診断が難しい症状です。
その点、肌診断機を導入しているクリニックでは正確な診断ができるため、肝斑の見落としはほぼありません。
正確な肌の状態を把握し、適切な治療を受けましょう!
シミが再発することがある
レーザーでシミ取りした箇所でも、肌の奥に隠れていたメラニン色素が表面に浮いてくることで、再びシミになります。
一度シミ取りをしても、肌の内部で新しいシミは作られるため、気になったら施術を受けるなどの対処が必要です。
そのため日頃から日焼け止めや日傘などを使用し、紫外線を浴びない工夫をすると良いですよ。
新たなシミを作らせないことが大切です。
白斑(色素脱失・白抜け)が生じることがある
シミ取りレーザー治療後は、ごく稀に白斑が起こる可能性があります。
白斑とは、周囲の肌と比べて部分的に色素が白く抜けてしまう状態のこと。
レーザー照射時に、色素細胞がダメージを受けて正常に働かなくなることが原因です。
一般的には時間の経過とともに改善されますが、稀に長引く場合もあるため注意が必要でしょう。
白斑のリスクを極力避けるには、照射出力を上げすぎない・治療間隔を十分に空けるなどが有効ですよ!
シミ取りレーザーの経過に関するよくある質問
シミ取りレーザー治療後の経過に関する質問を見ていきましょう。
かさぶたができるのは何日目?かさぶたにならずに赤いままだけど効果はあるの?
シミ取りレーザー後のかさぶたは、術後3日頃から形成されます。
ですが肌の深い場所にあるシミや、色の薄いシミはかさぶたにならない場合も。
かさぶたが出来ず、患部が赤い状態のままでも効果に違いはありません。
そのまま様子見でOKですよ!
かさぶたが取れるのが早かったけど問題はない?
かさぶたが剥がれるのは、術後7〜10日程度ですが、それよりも早く剥がれる場合もあります。
無理やり剥がしていないのであれば問題ないので、気にしなくてOKです。
かさぶたが剥がれた後は、紫外線に注意してくださいね。
かさぶたができたけど剥がれない!経過観察でも良いの?
かさぶたは無理に剥がさず、自然に剥がれるのを待ちましょう。
術後10日以上が経過していても、経過観察で大丈夫です。
無理やり剥がしてしまうと、色素沈着のリスクが高くなってしまいます。
シミの濃さによって経過は違うの?
シミ取りレーザー後の経過は、シミの濃さで変わることはありません。
シミ取り後の術後経過は、以下を参考にしてください。
術後 日数 | 経過・ 症状 |
---|---|
3日 | 当日〜赤みやひりつきがある |
テープによる保護や軟膏の塗布が必要な場合もある | |
3日〜 1週間 | レーザー照射した部位にかさぶたが形成される |
テープ保護や軟膏の塗布が終了する | |
1〜2週間 | かさぶたの下に新しい皮膚ができる |
かさぶたは自然に剥がれるが、まだ赤みは残る | |
2週間〜 半年 | 軽度の赤みや色素沈着が継続している場合がある |
化粧はいつから?かさぶたが取れた後でも通常どおりメイクしても良いの?
シミ取りレーザー後のメイクは、施術直後から普段と同じようにできます。
患部をテープ保護している場合でも、テープの上からメイク可能です。
かさぶたが剥がれた後も同様にメイクできますが、日焼け止めは必ず使用してくださいね。
洗顔や入浴はいつから?スキンケアは通常どおりでも良い?
レーザーでシミ取りをした後の洗顔や入浴は、当日から可能です。
テープを貼っていても、そのまま剥がさずに洗顔や入浴をしてください。
またスキンケアも通常通りで構いませんが、ビタミンAやピーリング成分が配合されたものは避けましょう。
洗顔やスキンケア時は、患部を擦らないように注意してくださいね。
運動やサウナなどはいつから可能?
シミ取りレーザー後の運動は翌日以降から可能ですが、サウナは2週間程度は避けたほうが良いでしょう。
体温が上がると赤みが引きにくくなり、回復の妨げになる恐れがあります。
運動とサウナの再開タイミングは、クリニックごとに異なるため、気になる方は確認しておくのがおすすめです。
テープの貼替は毎日した方が良いの?
施術後の保護テープは、毎日貼り替える必要はありません。
剥がれてしまったら、新しいものに貼り替えてください。
シミ取り後は市販の絆創膏を貼っても良い?
シミ取りレーザー後に貼るテープは、キズパワーパッドなど市販の絆創膏で代用可能な場合もあります。
ただしクリニックによって対応が異なるため、市販品を使用したい場合は、事前に確認しておくと良いでしょう。
テープを貼らなくて済む方法はある?
シミ取りレーザー後の保護テープを貼りたくない方は、ピコレーザーを扱っているクリニックで施術を受けるのがおすすめです。
ピコレーザーによるシミ取り治療は、術後のテープが不要なのが魅力。
例えば以下のようなクリニックで、ピコレーザーによるシミ取り治療が受けられますよ。
- TCB東京中央美容外科
- 1回 6,600〜66,300円
- SBC湘南美容クリニック
- 1回 11,000〜198,000円
- 品川美容外科
- 1回 9,790〜16,500円
- 聖心美容クリニック
- 1回 5,500〜220,000円
※全て自由診療による税込料金
軟膏はいつまで塗り続ければ良いの?
レーザー治療後の軟膏は、施術から1〜2週間ほど塗布するのが一般的です。
術後にクリニックから塗布する期間について指示があるため、その期間中は忘れずに塗布するようにしてくださいね。
軟膏は患部を保護したり、炎症を抑制したりする目的で処方されますよ!
Qスイッチレーザーとピコレーザー(ピコスポット)で経過や効果は違うの?
Qスイッチレーザーとピコレーザーでは、経過や効果がやや異なります。
機器 | Qスイッチ レーザー | ピコ レーザー |
---|---|---|
適応症状 | シミ そばかす 肝斑 くすみ | 薄いシミ そばかす 肝斑 くすみ |
の目安 | 治療回数約1回 | 2〜3回 |
の目安 | ダウンタイム約2週間 | 約 | 1〜2週間
テープ保護 | 必要 | 不要 |
おすすめ | こんな人に即効性 重視 | 受けやすさ 重視 |
自分の希望に合う機器を選び、その機器を取り扱っているクリニックを受診するようにしましょう。
なかには両方の機器を扱っているクリニックもありますよ!
ブログや知恵袋の経過と違うけど問題ない?
シミ取りレーザー後の経過には、個人差があります。
ブログや知恵袋に掲載されている経過と違っても、問題ないケースが多いです。
どうしても心配な方は、施術を受けたクリニックに相談してみてくださいね。
手の甲や首などの治療経過は?
身体と顔のシミ取り治療で、経過に大きな違いはありません。
ただし手の甲など日常生活で水に濡れやすい部位は、かさぶたが剥がれやすい傾向があります。
タオルなどで拭くときは、優しく水分を拭き取りましょう。
半年経っても色素沈着が治らないときの対処法は?
シミ取りレーザー後の色素沈着は、3か月から半年程度で自然に消失するのが一般的です。
そのため、半年以上経過しても色素沈着が改善しない場合は、施術を受けたクリニックを受診しましょう。
色素沈着への効果が期待できる外用薬・内服薬を処方してもらうと良いですよ。
失敗例の画像や写真はどこで見られる?
レーザーによるシミ取りの失敗例は、以下のようなサイトで閲覧可能です。
- 口コミサイト
- 個人ブログ
- 各種SNS
失敗の原因は施術によるものだけではなく、アフターケアを怠っている場合もあります。
参考程度に見てくださいね!
かさぶたにならずにシミが濃く黒いまま…これって失敗?
シミ取りレーザー後のかさぶたは、必ずできるものではありません。
また一時的に濃くなるのは、レーザー照射による反応によるものです。
クリニックの指示どおりのケアをし、様子を見てくださいね。
施術翌日に洗顔してたらテープが剥がれてしまった!受診した方が良い?
シミ取り施術を受けた翌日に、テープが剥がれてしまっても受診は不要です。
新しいテープに貼り替えるだけでOKですよ。
紫外線の多い夏(6~8月)にシミ取りしても良い?おすすめの時期は?
シミ取り治療は、紫外線の多い時期でも可能ですが、そのぶん紫外線対策を入念に行う必要があります。
外出時は日傘や帽子を着用し、日焼け止めクリームもこまめに塗り直すようにしましょう。
シミ取り治療は11〜3月の紫外線が少ない時期がおすすめです。
11〜3月頃であれば、マスクで隠しやすいですよね!
シミ取りレーザーのその後の経過やビフォーアフターはどこでみられる?
シミ取りレーザー後の経過や、術前術後の写真については、クリニックの公式サイトで閲覧可能です。
症例写真として掲載されているので、気になるクリニックがあれば、公式サイトをチェックしてみましょう。
シミ取りレーザーの副作用やリスクは?
レーザーによるシミ取り治療の副作用・リスクは、以下のとおりです。
色素沈着・再発・火傷・肝斑憎悪・白斑 他
副作用などを理解したうえで、施術を検討してくださいね。
シミ取りレーザーの経過まとめ:ダウンタイムは半年!アフターケアをしっかり行おう

シミ取りレーザーの治療後、赤みが目立つ期間は1〜2週間程度ですが、ほぼ消えるまでには半年程度を要します。
術後 日数 | 術後経過・ 症状 |
---|---|
3日目 | 当日〜赤みやひりつきがある |
テープ保護や軟膏の塗布が必要な場合もある | |
3日目〜 1週間 | レーザー照射部位にかさぶたができる |
テープ保護や軟膏の塗布が終了する | |
1〜2週間 | かさぶたの下に新しい皮膚が形成される |
かさぶたは自然に剥がれるが、まだ赤みは残る | |
2週間〜 6か月 | 軽い赤みや色素沈着が継続している場合がある |
術後2週間もすれば、メイクで隠せる程度に赤みも落ち着いてきますよ!
また肌への刺激を避け、アフターケアを徹底することで、術後の回復を早められる可能性も。
ぜひ本記事で紹介したシミ取りレーザー治療の経過を参考に、施術を検討してくださいね!